【7月 和紙御朱印】
ー 功の多少を計り 彼の来処を量る ー
1枚 600円
(御朱印帳お預かりし、後日取りに来て頂く または
レターパック郵送のみ)
※当日お渡しは出来ません。
※不在の時もございますので直書き希望の方は事前にご連絡ください。
禅寺で食事の前に唱える
5つの短い言葉に「五観の偈(ごかんのげ)」の一つ目を
7月の御朱印に書き入れました。
「いただきます」
「ごちそうさま」
私達が普段から言うこの言葉には
様々な命を頂くことへの感謝や食卓にのぼるまでの様々な労苦への感謝。
食事を頂くにあたって自らを律し生きる、
と言う深い精神が込められています。
五観の偈では食事を単なる栄養補給ではなく、
心身を整えるための「修行」と捉え心構えを示しています。
「五観の偈」
1. 功の多少を計り、彼の来処を量る
(自然の恵みや、多くの人々の労力と苦労に感謝する)
2. 己が徳行の全欠を忖って供に応ず
(自分の行いが、この食事を頂くに値するものか反省する)
3. 心を防ぎ過を離るることは貪等を宗とす
(むさぼり・怒り・おろかさといった心を戒める)
4. 正に良薬を事とするは形枯を療ぜんがためなり
(身体を養い、病を防ぐための「良薬」として食事を頂く)
5. 成道のための故に今この食を受く
(仏の道を実践し、力強く生きるために食事を頂く)
便利になりボタン1つで食べ物が届く時代になりました。
勿論、有り難い場面は沢山ありますが
自分の手で作物を育て自然の循環を知る機会が減り、同時に食材の命や労力に対する感謝が減ったのも事実です。
どんな作物でも誰かの手により育てられ、運ばれ調理されやっと食卓にのぼります。
そして凡ゆる命が自らの命を繋ぐ為に
食となり循環していきます。
今一度、原点に立ち返り
「食」を見つめ直すきっかけになりましたら幸いです。